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研究成果 宮地研究室 宮地秀至さんが先端技術大賞で学生部門の特別賞を受賞

電気電子情報通信工学専攻・宮地研究室の宮地秀至さん(博士後期課程3年)が第35回独創性を拓く先端技術大賞にて「暗号方式を用いた傷つかないSNSの提案」を発表し、学生部門の特別賞を受賞しました。
「先端技術学生論文表彰制度」は1986年に理工系学生の独創性と創造性をはぐくみ、研究への意欲を高めることを目的に創設され、独創性、先端性、論文などの観点から審査を行い、研究内容などに加え、学生らしさが評価された論文に対して授与されます。

宮地さんは、本研究に先駆け、大阪大学の学生向けSNSであるenlinkerを設計し、運営しています。今回、阪大SNS enlinker の構築・運営からの経験を反映し、社会問題となっているSNSの誹謗中傷に取組み、安心で実用的なSNSの設計思想が高く評価されました。

(宮地さん)SNSの誹謗中傷は社会問題となっていますが、SNSは多くの人を繋ぐ大切な技術です。本研究では、多くの人を安心して繋ぐことができる傷つかないSNSを目標に、システム提案を行いました。本提案が高い評価を頂けましたこと、大変嬉しく思います。
選考委員の皆様、ご指導頂きました宮地先生、本研究のために議論頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
本賞に満足せず、引き続き本研究の社会実装化に努めて参ります。

宮地秀至さん(先端技術大賞 表彰式にて)
表彰状

先端技術大賞ホームページ

大阪大学 宮地研究室

阪大生のための交流 SNS enlinker