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感染症教育研究棟 起工式を執り行いました
2023.9.4 Mon
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感染症教育研究棟 起工式を執り行いました

大阪大学は、2021年12月に発表した「日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト」による感染症教育研究棟の整備に向けて、2023年8月29日(火)に起工式を執り行いました。

今後、2025年2月竣工を目指して、本体工事に着工します。

この教育研究棟は、世界的建築家・安藤 忠雄氏がコンセプトデザインを手がけており、大阪大学のランドマークとなることが期待されるとともに、本施設の整備を通して、大阪大学のみならず国内外の研究機関や産業界から感染症に関する「知」と「人材」が結集する感染症研究・人材育成の拠点となることを目指します。

今後、本施設を中心に、研究型総合大学としての多様性を活かし、国内外の研究機関、産業界とのオープンイノベーションを推進し、社会課題解決に向けて、科学的エビデンスに基づく情報の発信、感染症研究基盤の強化及び感染症医療人材の育成等を推進してまいります。

起工式後の挨拶で西尾章治郎総長は、本施設を大阪・関西、ひいては日本のシンボルとして、近隣の皆様にも愛されつつ、「宇宙船地球号」として世界に羽ばたいていく、本学のモットー「地域に生き世界に伸びる」を体現する空間とし、ここを拠点に感染症研究を国際的にリードしていくと、力強く意気込みを述べました。

また、コンセプトデザインを手がけていただいた安藤忠雄氏からは、世界各国から研究者が集い、国際色豊かな研究拠点が形成されるよう、期待のお言葉をいただき、日本財団 尾形武寿理事長からは、本施設が世界トップレベルの感染症研究拠点となるよう、強い期待と激励のお言葉を頂戴しました。


大阪大学 西尾章治郎総長


安藤忠雄氏


日本財団 尾形武寿理事長

建築概要
名称:感染症教育研究棟(仮称)
・延床面積:約16,000 m2
・階層:フロア構成
・構造:地上10階
・鉄筋コンクリート造
・基本デザイン・デザイン監修:安藤忠雄建築研究所
・基本計画:大阪大学、明豊ファシリティワークス株式会社
・設計・施工:大成建設・日建設計特定建設工事共同企業体(デザインビルド)
・竣工:2025年2月(予定)

■関連リンク
日本財団との連携による感染症対策大型プロジェクト始動!(2021.9.14News)
世界的建築家・安藤忠雄氏による感染症研究棟を大阪大学に―日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト「感染症研究棟整備事業」—(2021.12.17 News)
大阪大学感染症総合教育研究拠点 (CiDER) Webサイト

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