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2022/05/30

受賞

【受賞】創薬ナノデザイン学分野・河合惇志氏(博士課程3年)が日本薬剤学会第37年会(令和4年5月26日~28日)において2つの賞(SNPEE2022優秀発表者賞、最優秀発表者賞)を受賞しました。

<河合惇志、吉岡靖雄:生体内抗体を活用した経鼻ワクチン送達技術の開発>

抗原の動態制御を目指した抗原設計(薬剤設計)は、有効かつ安全なワクチンの開発において、必要不可欠な基盤技術となっています。特に、経鼻ワクチンにおいては、上皮細胞バリアを効率的に通過し得る薬剤設計が必須といえます。しかし、未だ本課題を克服できておらず、経鼻ワクチン開発における致命的課題となっています。本発表では、生体内に既に存在する抗体を抗原送達キャリアとして利用する、独自の抗原設計(薬剤設計)に基づき、上記課題を克服したうえで、有効かつ安全な経鼻ワクチン・プラットフォームの構築に成功しました。本研究は、薬剤学とワクチン学の融合研究の賜物であり、独創的内容が評価され、2つの賞(SNPEE2022優秀発表者賞、最優秀発表者賞)の受賞に至りました。