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「いのち」「水」をテーマに、サイエンスアゴラを開催  21世紀懐徳堂が主催し、JSTなどが共催しました
2024.3.19 Tue
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「いのち」「水」をテーマに、サイエンスアゴラを開催  21世紀懐徳堂が主催し、JSTなどが共催しました

本学21世紀懐徳堂が科学技術振興機構(JST)などの共催を得て毎年度開催している「サイエンスアゴラin大阪」を3月15日、中之島センター・佐治敬三メモリアルホールで開き、約80人が参加し、WEBでも配信しました。

今回は「水都大阪のバタフライエフェクト~いのちをめぐる人・まち・世界」をテーマに開催。
堂目卓生・社会ソリューションイニシアティブ長が「『いのち』に立ち返る意識と行動」と題して基調講演し、「助けを必要とする『いのち』と助ける『いのち』との共助社会をめざす」と話しました。また、関西経済3団体などとともに、大阪・関西万博で発信する「いのち宣言」や、それにつながる「いのち会議」の活動などについても説明しました。

続くパネルディスカッションでは、水資源研究の第一人者、沖大幹・東京大学教授が、「災害時には、いのちの次に水が大切」として「水のみんなのインフラ=水みんフラを意識しましょう」と呼びかけました。

このほか、万博パビリオンなどを設計する永山祐子さんが「未来を考える時、災害も想定する必要がある。万博は、それらをみんなで議論する場にもなる」と、水辺の魅力づくりに取り組む杉本容子さんが「水都大阪では、大都市にもかかわらず素晴らしいコミュニティが根付いている」などと話しました。
また、「防災ファッションラボ」の多田裕亮さん、古市優衣さん、松浦翔多朗さんが「大阪府民の防災意識は低いので、楽しく防災に備えられるよう活動しています」と紹介しました。

この模様は、21世紀懐徳堂HP「サイエンスアゴラin大阪」特設サイト YouTubeアーカイブよりご覧いただけます。

詳細はこちら


基調講演する堂目教授


パネルディスカッションでは、多角的な発言が交わされた


多くの参加者が耳を傾けた

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