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2022/05/10
受賞
【受賞】分子生物学分野 博士後期課程1年 朝山晃氏が第142回日本薬学会にて優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
<概要>
日本薬学会第142年会(令和4年3月25日- 28日)
「CRISPR-Cas9および-Cas12aによるノックイン法の比較を可能とするレポーター細胞の開発」
優秀発表賞
朝山 晃(分子生物学分野 博士後期課程1年)
CRISPR-Casシステムを用いたゲノム編集技術の開発により、特定のゲノム領域に対して外来遺伝子を挿入する遺伝子ノックイン技術も大きく発展しています。しかしながら、CRISPR-Casシステムで用いられるタンパク質Cas9とCas12aによる遺伝子ノックイン効率を正確に評価することは困難でした。今回我々は、Cas分子間でノックイン法の効率を比較可能なレポーター細胞の樹立に成功しました。さらに、作製した細胞を用いた異なるノックイン法の比較にも成功しました。今後更なる研究の発展により、遺伝子ノックイン技術の遺伝子治療等への実用化に大きく貢献することを期待します。