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2021.7.13 Tue
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井上信治国際博覧会担当大臣が来訪されました

7月10日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)担当の井上信治大臣が大阪大学吹田キャンパスを訪問され、西尾章治郎総長らと懇談を行いました。また大阪府から山口信彦副知事も参加されました。

懇談では、大阪・関西万博のシニアアドバイザーに就任している西尾総長から、万博に向けた本学の取組について説明を行い、「大阪・関西万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』は、本学の『いのちに向き合う』という理念に共通しています。大学として『いのち宣言の発信』『パビリオンへの貢献』『グローバルな共創』『学生の参画』という方向性を軸に活動します。」と述べました。これに対して井上大臣から「地元の大学を代表する阪大には、万博に向けてさまざまな発信をしてもらいたい。」と期待が寄せられました。

懇談後、井上大臣は、共創イノベーション棟で本学の研究成果を視察されました。まず量子情報・量子生命研究センター長である北川勝浩教授が「量子情報・量子生命研究センターと量子ソフトウェア研究拠点のご紹介」と題して、阪大における最先端の量子研究の一端をご紹介しました。続いて産業科学研究所の関野徹所長から、同研究所の概要と万博への取り組みについての紹介がありました。その後、同研究所谷口正輝教授から「AIナノポアを用いた感染症検査法」の説明及びデモンストレーションが行われ、井上大臣は、新型コロナウイルスを短時間、高性能で検査できるこの検査法を興味深くご覧になっていました。

最後に万博担当の河原源太理事が「本学はパビリオンへの出展などさまざま形で、万博に関わっていきたい。企業などからの要望にも応えていきたい。」と述べ、井上大臣からは、非常に有意義な視察であったとの感想をいただきました。


井上信治大臣と西尾章治郎総長


谷口教授からスクリーニング検査装置について説明を受ける井上大臣

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