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2021.10.15 Fri
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共創の場形成支援プログラムに本学から提案の2課題が採択!自立的・持続的な産学官共創拠点の形成により持続可能な社会の実現を目指します!!

大学等が中心となって未来のあるべき社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、自立的・持続的な産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラム「共創の場形成支援プログラム」に本学から提案の「革新的低フードロス共創拠点」、「未来型知的インフラモデル発信拠点」が採択されました。

「革新的低フードロス共創拠点」では、世界で生産される食糧の約3分の1が廃棄されるフードロスの問題に対して、異分野の研究者が一丸となり、食品の成分分析と先進半導体技術を融合した追跡システムや、環境に配慮した持続可能な新食材開発等の新鋭技術と、人材育成を通じた消費者のマインドセット改革により解決を図り、「食に関わるすべてのステークホルダー」が、幸せを感じ、環境にやさしく、食の循環によって国境を越えて良好につながりあう社会の構築を目指します。

「未来型知的インフラモデル発信拠点」では、橋梁や道路法面の擁壁といった生活を支えるインフラの老朽化の進行や、大雨・地震等による自然災害の深刻化・頻発化といったような、そのエリアで暮らす住民の方々がリアルに直面する課題に正面から向き合い、大阪大学を起点とした産学官の連携力及びIoT/DX関連技術を用いて課題が解決された未来型都市の構築を目指します。また、同拠点では、大阪大学の気鋭の若手研究者の集まりである「SAKIGAKEクラブ」を起点とした社会課題解決型の成果の創出も目指します.


拠点名称:革新的低フードロス共創拠点

(共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)【共創分野】)
プロジェクトリーダー:福﨑英一郎大学院工学研究科主幹教授/先導的学際研究機構産業バイオイニシアティブ研究部門 部門長

共創の場形成支援プログラムに本学から提案の2課題が採択!自立的・持続的な産学官共創拠点の形成により持続可能な社会の実現を目指します!!

プロジェクトリーダーからのコメント

フードロスは重大な世界的社会課題ですが、なかなか状況が改善できていないのが現実です。我々の共創拠点では、問題解決に必要な新鋭技術を開発し社会実装するだけではなく、消費者エシックスレベルの向上とマインドセットの変革を促すムーブメントを起こします。新鋭技術の 概念実証にはインドネシア共和国政府の絶大な支援を得て、インドネシアから日本への生鮮食材のインバウンド輸送をテストフィールドとしてフードロス削減に挑みます。拠点の母体は, 福﨑が部門長を務める先導的学際研究機構の「産業バイオイニシアティブ研究部門」が中心となり、民間から飯田順子副プロジェクトリーダー(島津製作所)を迎えて問題解決にあたります。

拠点概要

共創の場形成支援プログラムに本学から提案の2課題が採択!自立的・持続的な産学官共創拠点の形成により持続可能な社会の実現を目指します!!



拠点名称:未来型知的インフラモデル発信拠点

(共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)【地域共創分野】)
プロジェクトリーダー:関谷毅総長補佐/産業科学研究所教授

共創の場形成支援プログラムに本学から提案の2課題が採択!自立的・持続的な産学官共創拠点の形成により持続可能な社会の実現を目指します!!

プロジェクトリーダーからのコメント

都市におけるインフラの老朽化や自然災害の深刻化・頻発化は全世界で直面している課題です。我々の拠点では、住民の方々が直面する課題に向き合い、大阪大学の気鋭の若手研究者と連携しながら、未来型都市のモデルケースの構築を目指します。

拠点概要

共創の場形成支援プログラムに本学から提案の2課題が採択!自立的・持続的な産学官共創拠点の形成により持続可能な社会の実現を目指します!!




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