大阪大学WPI-PRIMe ヒューマン・メタバース疾患研究拠点　キックオフシンポジウムを開催しました

2023年3月14日（火）、リーガロイヤルホテル大阪で、大阪大学WPI-ヒューマン・メタバース疾患研究拠点（PRIMe）キックオフシンポジウムを開催しました。ハイブリッド形式での開催で、約580名（現地約130名、Web約450名）の方々に参加・視聴いただきました。

PRIMeは、2022年度世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI）に選ばれました。「ヒューマン・オルガノイド生命医科学」と「情報・数理科学」を本格的に融合し、病気の発症のプロセスを包括的かつ連続的に理解する新たな科学分野「ヒューマン・メタバース疾患学」を創成し、個別化予防法や疾患の根治的治療法の開発を目指しています。

最初に、西尾章治郎総長から開会挨拶があり、「『すべての病気を克服する』という人類の長年にわたる壮大な目標にチャレンジする本拠点のこれからの活動に、大いにご注目いただきたい。」と述べました。また、来賓の文部科学省研究振興局長の森晃憲様から「拠点に関わる全ての人々がビジョンの達成に向けて一致団結して取り組むことが不可欠。ホスト機関である大阪大学が強力にサポートをしていくことが極めて重要です。」とご挨拶頂き、JSPS WPIプログラムディレクターの宇川彰様からも「PRIMe が医学の最前線で未来の科学者を育て、国際的に開かれ、世界に見える最高の研究ハブに発展することを心から願います。」と期待の言葉を頂きました。

続いて、西田幸二拠点長より、PRIMeの概要説明があった後、６つのセッションで、新たな研究領域に挑戦する各PI（Principal Investigator）等から、今後の研究計画などについて紹介があり、活発なディスカッションが行われました。

最後に、尾上孝雄理事・副学長が閉会挨拶を行い、盛況のうちに幕を閉じました。